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聞けばスペインの家庭では、この足があるのは結構普通なんだそうな。家に帰って夕飯までの小腹が空いた状態の時に、ビールでも飲みながら生ハムを薄くスライスしてつまむんだそうな。マドリッドで誰かの家のお呼ばれした時も、まず飲み物と生ハムが出て切る。そして大抵その生ハムはキッチンにあるこの足の生ハムを専用の長い包丁で器用に薄くスライスするのだ。 写真はマドリッドのYちゃん家にあった生ハム。ワタシは何度やってもキレイに薄く同じようにスライス出来ない。生ハムの種類によって1本あたりの価格が随分違うらしく、買う時はかなり悩むらしい。スペインの生ハムだと、日本ではイベリコがメジャーだけとスペインではセラーノというハムも高級で美味しいとされている。生ハムを売っているお店にいくと、天井からズラーっとこの足が何十本もブラ下げてあったりして、それはそれは壮観な上、凄い匂い。 スペインの人は食べ物に対してかなり保守なので、生ハムもそのまま食べるか、パンに乗せるか挟んでサンドイッチか、くらい。最後に残った固い部分をスープのダシにして完食という感じ。ワタシはこの最後のスープが凄く好きだった。 今ではYちゃんが帰省した時に、いつもイベリコの最上級のハモンイベリコべジョータという生ハムを貰う時にしか食べないようになっちゃったけど、食べる度にあの足からスライスする生ハム、懐かしいなーっと思うのです。 #
by arinko-tour
| 2009-01-19 21:41
| スペイン
そして、あまり知られてないのが「ポラス」。発音は「ラ」が物凄く巻き舌。チュロスと同じ生地で同じく揚げてあるのだけど、太めに作られてる。写真のお皿の下の方のだ円の輪っかがチュロスで、まっすぐの方がポラス。スペイン人の友人数人にリサーチすると、チュロスの方が脂っこいからポラスの方が好き、という人がチラホラ居た。ワタシはカリカリしたチュロスと、ザックリしつつもモチっとしたポラス、両方捨てがたい、と思った。 スペインの甘味は、他にポルボロンやトゥロン(固いアーモンド飴菓子)、フラン(カスタードプリン)、クレマカタラナ(クレームブリュレみたいなもの)、などなど美味しいものがたくさんある。そして結構、日本人には懐かしい味に感じたりもする。 回数的に一番訪れているのがスペイン。それこそエピソードは事欠かない。食べ物も美味しいし、美術館のクオリティも高いし、ヨーロッパでは比較的物価も安い。スペインの色々もまた、思い出しつつ、綴っていきます。 #
by arinko-tour
| 2009-01-12 20:55
| スペイン
イギリスのスーパーマーケットのビスケット売り場は壮観だ。日本のように、個包装された上に更に箱に入ってるようなビスケットは無い。大抵、丸いビスケットを積み上げて円柱になった状態で、ポリプロ素材で包まれているだけ。なので端っこがバリバリに割れているものにも当たるけど、気にしない。箱に入っているものもあるが、ちょっと高級なイメージのビスケットに限られる。 ビスケットで一番市民権を得ているのはマクベティ(CMの音楽が懐かしい、という人がいらっしゃいますが、私はそのCMの音楽を聴いた事が無く、最近、森永のHPで初めて聞いた次第です)。マクベティのダイジェスティブビスケットとミルクティ、テレビの前のカウチに座ったら必須のコンビだった。チョコがけのダイジェスティブもミルクとダークがあって、これでお腹一杯にしちゃうくらい食べる事も多かった。私が一番好きだったのはホブノブスのチョコがけ。このマクベティのホブノブスは1年くらい毎日食べてたと思う。ビスケットをミルクティに浸す行為は基本的にはしない主義だけど、リッチティーというビスケットに関しては、大抵浸して食べていた。リッチティーはいわゆる森永のマリービスケット。 ジャファケーキというものをご存知だろうか。ソフトビスケットにオレンジのジャムというかパートドフリュイ的なものが乗ってて、チョコがけされているもの。子供の頃、食べた記憶があるので、ご存知の方も多いと思う(商品名が思い出せない・・)。これもイギリスでは愛されているお菓子だ。イギリスではビスケットの税率は通常の消費税(内税です)の17.5%なのだけど、ジャファケーキはケーキに分類され税率は0%。私が留学する数年前にイギリス政府は増税策にジャファケーキをビスケット類に分類し直そうとしたのだけど、結局、マクベティの言い分が認められて今でもケーキ類に属するという逸話がある。メデタシ、というか、何故にケーキ類は消費税免除なんだろうか。まぁとにかく、チョコとオレンジのコンビは完成された安心の味。これも色んなスーパーがオリジナルで出してたんだけど、マクベティのジャファケーキに勝る味は無かったなぁ。 ちなみにチョコと言えば、キャドベリー。板チョコにレーズンが入ってるのがお気に入りだった。ロンドンの地下鉄のホームにはチョコバーの自販機がある。当時は25ペンスとか30ペンスくらいの価格で、初めて見た時は感動した。ジュースの自販機すらあまり無いのに、何故にチョコバー?しかも地下鉄のホーム!?イギリス人のチョコバー依存率の高さがうかがえるというもの。チョコバーは日本でも一番馴染みがあるものだとキットカットだろう。これはウエハースが入ってる軽いタイプのチョコバーで、time outという商品が同系でメジャーどころだった。私が好きだったのは、キャラメルやナッツが入ってるヘビーなもので、Lion、Mars、Twixあたりをローテンションで食べていた。今考えると、そりゃー太るハズだぜ、と思う。日本の板チョコよりもずっと分厚くて大きいものを1枚とか、平気で一気で食べてたわけで、ホントに今考えると怖い甘味欲だったなぁ。 ※写真は日本のマクベティのダイジェスティブビスケットの抹茶。これはイギリスには無いねぇ。 #
by arinko-tour
| 2008-11-19 20:40
| イギリス
語学学校によっても違うのだけど、ワタシの居た学校では一番下がインターミディエイト(lowerとupperの2クラス)、ファーストソティフィスケイト、アドバンス、プロフェッセンシーの5クラスだった。初級、中級、上級、最上級、みたいなものだろうか。私立になると、インターミディエイトの下にエレメンタリーという入門クラスレベルも設けられたりもする。 1年間3学期制で、順々に上がっていくのだが、私はlowerインターミディエイトを1学期間、upperインターミディエイトを2学期間、ファーストすっとばして、アドバンス、そしてプロフェッセンシーまで居た。このファーストすっとばしが、後々まで響いて文法が成長しなかった。大抵、周りの人はファーストを2学期間やって、みっちりケンブリッジ試験用のテクニックと文法を学び、試験を受け、留学を終える、という人が多かった。ワタシがインターミディエイトから、アドバンスにスキップした時は、周りが凄いビックリしていた。皆が一番苦労するファーストを飛ばして上のクラスに行くなんて、自分自身も「もしかして、ワタシ賢い?」と勘違いしたほど。 しかし、クラスの授業はさっぱり分からなかった。明らかに私にはレベルが高すぎた。それなのに、クラスでアジア人1人という超アウェーな環境に「負けてはイカン」と、勝手なサムライ精神で「分かったフリ」を続け、挙句「分かったフリが凄く上手な人」になってしまった。自分で言うのも何だけど、全然会話が分からなくても、傍から見たら普通に会話しているように見える相槌の打ち方は天下一品と思う。さっぱり分からない授業も、「彼の言う内容で間違いないと思う」とか「私には皆目検討もつかない」などという、ちょっと小ざかしい言い方と相槌で、分かっていない事を知られる事無く切り抜けた。本当ならば、ケンブリッジ検定試験のアドバンスレベルなんて、私の英語力では遠くも及ばないハズなのに、担任の先生までもが騙され「君はもう、受験するレベルにある」などという、言葉を頂き、メデタク受験するハメになった。本当は受けたく無かった。受験料も勿体無いし、受からないのは目に見えてたし。だが、ビザ取得の理由の一つとして、受けておくのもいいかも、と渋々勉強に力を入れる事にした。試験勉強やりだすと、本当に自分に文法の理解が無いのを痛感。とにかく確信を持って答えを出す事が無い。私の答えは全てなんとなくだった。 試験当日、全然ダメだった、という感覚すらなく「なんとなく出来たような、出来ないような」という感じで終えた。スピーキングは受験生2人で、与えられた写真やテーマについて意見を交し合い、それを面接官が見て採点するというもの。これは、割と普通に出来たと思った。 そして、1ヶ月半後、結果が職員室に張り出された。合格者はAからCまでのアルファベットが名前の後についていて、E・F・Gが付いていると不合格。合格者はAで受かったかBかCで受かったかで、競い合ってたりしていた。私も一応期待せずに自分の名前の後ろのアルファベットを見ると・・・「unclassified」という文字が。 あの、皆さんアルファベットが書いてあるんですけど・・・。私の名前だけ、変なんですけど・・・。 チョー不安になりながら、近くに居た見知らぬ他のクラスの先生に聞く。 「あのー、unclassifiedってどういう意味ですか?」 「classified(分類)されないっていう意味だよ」 「いや、そういう意味じゃなくて」 「classifiedの意味が分からないの?」 「いや、そうじゃなくて、この合否発表の私の名前の後に・・」 「おーーーー!これは初めて見た」 「どういう意味ですか?」 「うん、合格じゃないね」 「EでもFでもGでもなく」 「unclassified(笑)」 家に帰ってフラットメイトに話したら大爆笑だった。クラスメイトからは「名前書き忘れたんじゃない?」とか「答案用紙出し忘れたんじゃない?」とか、真剣に言われたけど名前も書いたし、答案用紙もちゃんと出した。でも「そうかも」と言っておいた。 本当は「何だかんだ言って、ちゃんと勉強していたのよ」という事を言いたかったハズなのに、こんな内容になってしまった。まぁアレですよ、留学で得たものは、英語力というより人生観とかサバイバル力とか、そういう事だったんじゃないかなぁと思う。 ※写真はアドバンスクラスの時に使ってた英英辞典。発音記号はワタシ、はっきり理解しておりません。 #
by arinko-tour
| 2008-11-13 23:22
| イギリス
ジャガイモが主食の国なので、とにかくお腹を膨らますのに芋を食べる。フィッシュ&チップスは高いので、チップス(フレンチフライ)だけをスタンドで買って食べる。モルトビネガーをバシャバシャかけて食べる。油で揚げた芋を酢でちょっとサッパリさせて食べるという、若干矛盾を含んだ食べ方なんだけど、これがクセになる。同じクラスのベルギー人、ジャン・イヴにチップスはニンニクマヨネーズを付けて食べるもんだ、と教えられ、これまた美味しいと感激した事もあった。スペインのパタタ・デ・ブラバスという、ゴロゴロと角切りにした揚げたジャガイモにトマトベースのソースをかける、居酒屋には必ずといっていいほどあるメニューも、これまた感激の美味しさだった。ヨーロッパでもフライドポテトの食べ方は様々。 皮付きの握りこぶし2つ分くらいの大きなジャガイモをアルミホイルで包んでオーブンで焼いて十字に切れ目を入れて、チーズやツナを乗せた「ジャケットポテト」。ワタシはチェダーチーズをいつもチョイスした。学食で安くでお腹いっぱいになるメニューだった。 クリスプス、と呼ばれるポテトチップスもよく食べた。日ごろはほとんど、スナック菓子のたぐいは食べないワタシもロンドン留学中だけはよく食べた。お酒の飲めないワタシはパブに行くと、コーラかオレンジジュースかレモネードを飲むしか無いわけだ(イギリス版ファンタのタンゴなんていうのもあった)。しかしビールのように、ソフトドリンクを何杯も飲めるわけじゃない。何か食べるものー!と言ってもパブにはピーナッツかクリスプスくらいしか無い。イギリスでクリスプスというとウォーカーというメーカーが一番メジャーで日本で言うところのカルビーだろうか。CMはサッカー選手のリネカーが出てて、結構チープなCMな上に、女装してたりコスプレしてる有名なサッカー選手にちょっとショックを受けたものだ。イギリスのテレビCMにサッカー選手は良く出ていた。ユーロのサッカー大会でPKを外した選手が、それをネタにしたピザハットのCMに出てたり、ワタシは留学中は超テレビっ子だったので、テレビ番組やCMには物凄く思い入れがある(それについてはまた今度、改めて書いてみるつもり)。クリスプスはフレーバーも色々あって、ソルトが一番メジャーだが、ビネガーも定番だった。やっぱり揚げた芋は酢でサッパリさせたいお国柄らしい。 イギリスの食については、また色々と綴っていく予定。 #
by arinko-tour
| 2008-10-25 10:06
| イギリス
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