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![]() 前日の夜、パッキングをしながら、窓の外を見ると、夕立。最後まで、気まぐれな天気だった。乗り合いタクシーの迎えも時間通りに来て、チェックインも時間通りに済んだ。何もかも順調に帰るプロセスが済んでいくと、凄い寂しい(何かトラブル起きてくれってわけじゃないけど)。 帰りの飛行機も勿論、ベジタリアンミール。日本を出て以来のお米。パンが温かいのが嬉しい。 帰りの朝ごはんは当たり!パンケーキと林檎のコンポート。パンケーキ、柔らかくて凄く美味しい。パンが付いてるのが、意味わからんけど(笑)。ただ、この時期はフルーツがメロンとスイカばかりなので、かなり悲しかった。行きと同じメニューが出て、半分くらい残してしまう。飛行機の中では、BBCを中心に見た(イギリス版「マネーの虎」とかジェイミー・オリバーの料理番組とか)。 大雨の中、向かうはサダハル・アオキ。ポートロワイヤル店、今日は休みじゃないハズなのに、休み(この旅、こんなんばっか)。講習会に申し込んだはいいが、中止の場合に連絡が来ててもメールチェック出来てなかったので、もしや、と不安になりつつ、しばし待つ。どうぞーっと脇の方から声をかけられ、ほっとする。お店が休みでも、講習会はやってくれるのねー。 お店の2階に上がると、青木シェフが元気良く「こんにちはー、雨の中どうもー」っと。いつもは10人くらいで行われる講習会(多い時は20人にもなるらしい)、この日はなんと4人だけ。青木シェフも、「今日みたいな超・超少人数の時は珍しい」と仰っていた。この日のメニューは「ケイク・オ・抹茶」と「MOMO」の2種類。配合を書いたプリントを渡される。アシスタントの方からザクッと材料を説明してもらい、スタート。 3時間の講習で2品、青木シェフが1から作るのをかぶりつきで見れる。パリのお店でも東京のお店でも、青木シェフ本人が作られたお菓子を食べる事は、不可能に近い。最初から最後まで青木シェフの手だけで作られたお菓子が食べられるのは、ココだけなのではないかと思う。青木シェフの軽快な喋り口とともに、作業はどんどこ進んでいく。質問にも気さくにサクサク答えてくださる。 「MOMO」に使われるフランスの赤い桃、ペッシュ・ヴェーニュ。イタリアのブドウ畑に植えた事がきっかけで出来た桃だそう。食べた事ある?と聞かれたので、ブンブン首を横に降ると「ハイ」とシェフが桃をカットしてくれて、手渡される。作業中の生地や、使う材料も、気軽に「味見してみて」と、差し出してもらえて、面白い。少人数だからか、ボソっと言った言葉に反応してもらえたりして、とても有意義。 シシリー産のピスタチオ。この講習の1週間ほど前に、BS・NHKの番組で、イタリアへ行っていたという青木シェフ、いい素材にたくさん出会われたようで、熱く語っておられた。 シェフの新作ケーキをいち早く試食させて頂けた。手前のは青木シェフが「世界一美味しいチョコ」と断言されたイタリアのドモリのチョコを使ったもの。パッションのクーリがごく薄く入っている(強烈な個性を放つ)、ショコラのムースも非常に複雑な味。向こう側の白いのは、黒胡麻と抹茶、ホワイトチョコのムースが使われている。黒練り胡麻の濃厚な風味が、たまらなく美味しい。これ、素晴らしい! ルーロ・マロン。3年前に食べた時より、断然に美味しくなってる!!3年前にパリでコレを食べた時は、ロールケーキは日本で食べた方が美味しい、と思ったものだけど、メチャメチャ美味しくなってるじゃない!一気に食べちゃった。この辺から、他の3名は試食が進まなくなってきていた。誰かがギブをすると、試食がストップになるらしいので、ワタシちょっとガッカリー。 ケイク2種類。ショコラとフリュイ。どちらもホンノリ温かい。フリュイの美味しさに、ちょっとビックリ。こんなに美味しいんだー。サーヴしてくれるアシスタントの方に「まだ全然大丈夫そうですね」と笑われる。他の3名の方は、ケイクは包んで持って帰ると言って包んでいたけど、私はあと5,6皿は美味しく頂けますが、何か?(笑)。 「MOMO」に関しては、現在、お店で出してるお菓子では無いので、「これが焼きあがったものです」みたいな代替が無い。本気で一から作らなくちゃいけないのだけど、生菓子で代替が無いパターンは、今までやった事が無いという、青木シェフ。後々、大変な状態になっていきます(笑)。近くで見ると、思わず膝を打って納得する場面も多い。やはりプロの手際は、ため息もので、本当に貴重な時間。 ケイク・オ・抹茶、焼きあがりました。これも代替なしで、生地を作り、流し、焼き、フォンダンをかけ、というところまで全部、目の前で見られる。ここで、問題は使えなくなってたシリコンの型で焼いてしまい、焼きあがったケイクが型から剥がれず、エライ状態になってしまう(でも、全然慌てないシェフ)。このケイクで、とても驚いたのは、電子レンジを多様される事。生地を何度もレンジに入れては、混ぜるという作業だった。 焼きたてのケイクを試食。パカっと割ると、湯気がホワーっと出て、食べるとシュワっと口の中で溶ける。軽いスポンジ生地のよう。丁寧に、生地を乳化させたからこその食感。フォンダンの事を考えて、生地自体の甘味は少ない。抹茶の香りが鼻腔から抜けて、幸せー。 時間が足りず、カシスのシブースト生地が固まりきらず、仕上げに影響が出そうな状態。でも、試食する上では、柔らかい方が美味しい。赤桃がとても力強い味で、カシスの酸味に負けてないんだなー。ココアのタルト、フルール・ド・セルの塩気がきいてて、絶妙なバランス。このままで、素晴らしく美味しい。 柔らかい状態でキャラメリゼしたものだから、デロンデロンの出来上がりに。ある意味、サダハル・アオキのお菓子で、ここまでダラっとしたものはお目にかかれませんわよ(笑)。青木シェフ「帰り、寄り道しないで、まっすぐ帰ってください」と(笑)。日本製の保冷材まで付けて下さいました。 全部出来上がったら、青木シェフらしい演出が。イタリア産のへーゼルナッツをバラーっと卓上にバラまき、何やらバランスを考え台を置いていく。 はいどうぞー、っと写真撮影用のスタイリング完了。この辺りのパフォーマンスが、青木シェフらしいと思う。私も洋菓子メーカーに勤めていた事があるので、青木シェフの「らしさ」をあざとさと見る傾向があるのは分かってるのだけど、実際に見ると、やっぱり凄いなーっと思うのだ。お菓子を演出する術を知っている、というのもまた才能だと思う。最後にシェフ曰く「強制的2ショット撮影」をして、終了。 一人1ホールづつ、お土産。次の日に日本に帰る予定だったけど、その日のうちに全部完食。それほどまでに美味しかった。こういった講習会は、青木シェフが人と話すのが好きだから続けておられるようなのだけど、これからも是非、続けていって欲しいなぁと思う。 そして驚きのケイク・オ・抹茶。これは日本に持ち帰り食べたのだけど、私はこれほどまでに美味しいケイクを食べた事が無い。焼きたてのそれとは全く違う、フォンダンがしみ込みシットリとした生地は口の中で儚く溶ける。本当に、贔屓目無く、絶品。シェフ曰く、このケイクを担当してる、お店のパティシエが作っても、なかなかこうはいかない、との事。それってどうなんだ?と思ったりもするが、最高のケイクを食べれて幸せいっぱい。これで60ユーロはお値打、の講習会でした。
パリの地下鉄で、シュヴァルのポスターを見かけた。駅のホームに張ってあるポスターをじっくり読むと、郵便博物館にて「シュヴァル展」をやってるという。こりゃ、行かなくちゃいけませんわね。まさか、パリでシュヴァルに再会するとはーっと張り切って出かける。入場料が、実際のシュヴァルの理想宮より高いのが、ちょっと納得いかないけど。![]() シュバルの理想宮では売ってなかったスノーグローブを購入。お土産らしいお土産は、コレだけしか買ってないなぁ、とお土産調達に出かける事にする。 お店の名前、忘れちゃったんだけど、フランス中の修道院で作られた製品を売っているお店。お菓子やマスタードなんかがある。小さいお店ながら、ジャムと蜂蜜だけでもかなりの種類があった。![]() ![]() ![]() 右・タルト・タタンフレーバーのコーヒー。フレーバーコーヒーは色々と面白いのがあって、たくさん試したかったのだけど、何せユーロ高、1種類だけと決めて悩みに悩んでタルトタタンにした。ミルクたっぷりのカフェオレにしたら美味しいんじゃないかあなぁ。両方ともラファイエット・グルメにて購入。 ![]() 右・プロヴァンスのラヴェンダージャムとバラジャム。小さめサイズの瓶が有難い。アイスやお菓子に使えるかなーと購入。両方、ボンマルシェの食品館にて購入。 プチ・バトーのセールで少々お買い物。私のサイズは14a(14才用)。長袖の黒のカシュクール、冬用長袖肌着を2枚。でも、日本のセールで買っても、さほど値段変わらなかったかもしれないなぁ(3枚で6千円弱)。まぁ、帰りのスーツケースの重さが8キロだったので、どれだけ荷物が少なかったかお分かりでしょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() ミルフィーユが立っていた秘密は、このプラリネヌガーがブックスタンド的な役割をしてたから(パイとヌガーの間にごく薄いチョコも両サイドに挟まってた)。固くて噛み切れないし、このまま口には入りきらないしで、どうやって食べりゃいいのさ、とギザギザナイフで根気良く半分に切って食べた(カットするだけでひと汗かいた)。 「LA TARTE TROPEZIENNE」のバゲット。お店には、トロペジェンヌを買いに来てる人より、パンを求める人が多かった。バゲットは普通だったけど、今考えるとエクレアやミルフィーユ試せば良かったかなぁ。トロペジェンヌのクリームがあんなに美味しいんだから、他のお菓子も試すべきだったなぁ。 ジェラール・ミュロのバゲット。ここのバゲット好きなのです。でも、バゲットに関しては、わざわざ地下鉄に乗って買いに行かなくちゃ、というほどの味の差は感じず。というか、どのパン屋さんも美味しいんだと思う。![]() 本当はエルメでミルフィーユとクロワッサンとパン・ショコラを買おうと思ってたけど、休み(定休日じゃないのに!)だったので、予定外にラデュレに。なかなか美味しかったし、エルメのドゥ・ミルフィーユみたいだったし、いっか。ラデュレにはこの他にミルフィーユのバリエーションが3つくらいあった。綺麗な緑のピスタチオ・ミルフィーユも食べてみたかったなー 同じくラデュレのパン・レザンとパン・ショコラ。パン・レザンは酷かったー。ジュクジュクしすぎてて、そのままじゃ食べきれず、次の日の朝、フライパンで焼いて食べた。ここまでダメなパン・レザンは食べたことが無い、というほど(ある意味、貴重な経験)。パン・ショコラはシットリ、ふっくらで悪くない。悪くないけど、私はエルメのサクサク、ハラハラの繊細なフレッシュなパン・ショコラが食べたかったのー!! スーパーのパンコーナーのパンも美味しいのです。焼きたてのバゲットは本当に美味しい。ホテルへの帰り道に歩き食べしていると、半分くらいは無くなっちゃうのです。遠くのパン屋の冷めたバゲットよりも、スーパーの焼きたて熱々パンの方が美味しい、と思うのです。
![]() 圧倒されて、何故だか息をひそめてしまう。 これが、オペラを見る劇場だなんて。 いつしか、ひそめていた息はため息に変わる ![]() ![]() ![]() 旅の終わりには、いつも思う。 きっと、また来れるよ。 ![]() 寂しくて、切ない時間。 パリのお菓子で一番好きなのが、マカロンパリジェンヌ。フランスでは各地にマカロンと呼ばれるお菓子があるけど、パリのマカロンが一番好き。儚く繊細で、色とりどりのマカロンは、これぞパリのお菓子、という気がする。三年前に食べて、美味しかった「カカオ・エ・ショコラ」。再訪したかったのだ。ラ・メゾンド・ショコラ系列、と知ったのは最近のこと。アフリカっぽいイメージのお店。 1個ずつ、全種入れてもらう。とても美味しいのだけど、前回食べた時の方が美味しく感じた。ちょっと粉っぽさを感じるのが残念。でも、チョコ系のマカロンだけでも3種類あって、それぞれ個性があって美味しい。エクレアが4種類くらいあって、惹かれたけども前と同じくフォンダンじゃないものばかりだったので、やめておいた。![]() 右・ジャン・ポール・エヴァンのセカンドブランド、HEVIN2のマカロン。こーれーは、全然ダメでした。前歯で噛み切れないマカロンは久しぶり(笑)。チョコは本家より安価で買いやすいし、個包装のものも(1個づつビニールに入ってたり)あって、お土産によさそう。 ![]() ![]() ![]() 配達中のミュロの車。ピンクで可愛い。アンジェリック・チバのパッケージも同じピンク&ゴールド。パリのお菓子屋さんのイメージだ。 定休日を調べて行ったにも関わらず、閉まっていたピエール・エルメ(何故だー?!)。クロワッサンとパン・ショコラを食べたかったのになぁ。と、どうせ近々日本に出店するだろうし、今回はやめておくか、と思ってたラデュレの前を通る。相変わらず、素敵なショーウィンドウに釘付け。 箱につられて買ってしまう。11ユーロって!2千円近くするマカロン6個。いや、通常の箱だと3ユーロくらい安かったと思うんだけど、箱が欲しかったもんですから・・・。 ココナッツ、バニラ、キャラメル、カフェ、チョコ、ローズをチョイス。バニラがやはり素晴らしい。好みは変わらず、私はラデュレのマカロン、美味しいとは思うけど、エルメの方がずっと好きなのです。ここまで激高だと、余計に(笑)。でも、素敵な箱は日本まで無傷で持ち帰れたので、よしとしよう。テントウムシの黄色い箱、嬉しいなー。
パリらしい場所を色々と散歩してみる事にする。ルーブル美術館のピラミッド、すっかりパリの顔。夜の顔はまた綺麗だったりする。でも暗くなる時間(夜10時半くらいから)に、この辺ブラブラする体力的余裕が一日たりとも無かった。 セキュリティが厳しくなって入るまでにスッゲー並ぶ、と言われてたんだけど、入場の行列は無し。でも入場はしないよ。一回入ったらお腹いっぱいになるし、方向音痴だから、みたい絵がほとんど見れずに一日が終わるしね。![]() ![]() ちょうど、運河クルーズが出発する時間。水位を調整しながら門を開けていくので、なかなか出発しない。そのスローな感じが、また気持ちいい。 ![]() キッチン付きのホテルなので、外食はしない、と決めたパリ。ユーロ高の上、フランス一物価も高いパリだしね、ここは創意工夫で乗り切ろう。と、スーパーへ買出し。野菜補給の為、サラダを買う。スーパーで買えるサラダ、探せば相当お洒落なのがあるのです。これは、砂肝とグリーンリーフにクルミ&ドライイチジクのトッピングにビネグレットドレッシング。お洒落ですわよねぇ。 チーズはミニサイズを6個チョイスして500円ほど。バゲットに添えるだけで、かなり食卓がランクアップするでしょ。四角い白カビチーズ、パヴェ・ドーフィノワは成城石井や明治屋で見て、食べてみたいーっと思ってたので、嬉しい。Roiteletというブリーのようなカマンベールのようなチーズも美味だったし、いや、どのチーズも、スーパーのミニサイズ6個チョイス、という安っぽいイメージには勿体無すぎる美味しさで。 ヨーグルトは大抵4個セットで、2個セットのはあんまり無い。コレはちょっと高級なイメージで2個セット売りだった。林檎&ショウガというこれまた日本のヨーグルト業界にはありえない組み合わせ。食べてみると、ショウガは香りの面で主張(ピリっとした刺激はあまりない)、食べやすいヨーグルトだった。 マルシェで野菜とフルーツを購入。サラダにプラスするのにトマト。トマトだけで何種類もあるから、どれがいいのか分からないけど、一番美味しそうなオーラを感じた、枝付きの小ぶりなトマトにした。 気のいいオジサンに薦められ、サクランボの試食を3粒もしたくせに、買うのはネクタリン(笑)。しかし、ついにキロ買い(帰り道、既に3つくらい歩き食べ済み)。4日で食べきれるんか!と心配したけど、美味しさとは恐ろしい、全部食べちゃったー。![]() ![]() 右・ランチ。バゲット、チーズ、サラダ(茹でインゲンとトマト)。一旦、ホテルに戻り、ちゃちゃっと食べた。焼きたてバリバリのバゲット美味しかったなー。 ![]() 右・朝食。パン・ペルデュ。バゲットは一晩越すと、そのまま食べる事が困難なくらいに固くなる。乾燥してるのも良し悪しだなーと、再生方法はパン・ペルデュしか思い浮かばなかった。 ミニサイズのチーズは本当にどれも美味しかった。ちっちゃなパヴェ・ドーフィノワ、まろやかで美味しかった。 パリに来たら、甘いものを食べなくっちゃ、と出かけたサン・ドミニク通り。日本のパティスリーにも影響の大きいジャン・ミエを通り過ぎる(今回は我慢っ)。マカロン専門店みたいなGREGORY RENARD CACAO ET MACARONも通り過ぎる。ショーケースに並ぶマカロン、美味しそうでしょ?本当にチョー食べたかったっ、ココのマカロン。でも、近くに目指すお店があるので我慢だ。通りの最後あたりの赤いひさしが目印。 「LA TARTE TROPEZIENNE」は、南仏サントロペにある元祖トロペジェンヌのお店のパリ店。私は3年前に南仏で本場のトロペジェンヌを食べて以来、大好きになったのだ。トロペジェンヌとは、あられ糖のかかったブリオッシュにクレームムスリーヌ(バターの入ったカスタードクリーム)がたっぷり挟まってるお菓子。店内はカフェスペースもあって、イートインも出来る。パティスリーというより、ブーランジェ。 木苺が挟まってるのや、小さいの中くらいのと色々なサイズがある。私が絶対食べたかったのは、一番大きなのを切り分けてもらうやつ。クリームがたっぷりで一番美味しそう!南仏では、食べ比べしたいが為に小さいヤツ選んでばっかだったしねー。両手で輪を作るより大きくて、迫力!お昼時でお客さんが多くて、指差し注文出来ない。緊張しつつ「トロペジェンヌ一切れ下さい」と注文。聞き返されないって、嬉しい(笑)。一切れってどれくらいなんだろー、っとケースの中で切り分けてくれるところを見ると、すっげーデッカイっ。嬉しい、嬉しいっ。 セクシーなイラストの包み紙は、トロペジェンヌの命名に一役買ったというブリジット・バルドーのイメージかしら。 初めて見た時はビックリした三角包み。クルクルーっと素早く、綺麗に三角に包んでくれる様子は目が離せない。最近はパン屋さんでもケーキ屋さんでも箱を使うところが多くて、ちょっと残念だったりする。長距離の移動には向かない包み方で、混んでる地下鉄は辛かったけど、パリで三角包みのお菓子を抱えるのは、幸せの時間。 半径20cm以上は余裕である。大きすぎてお皿に乗せるのは諦めた(笑)。食べても食べても減らない。食べても食べても飽きない。なんて美味しいんだ。私、次にパリ来ても必ずココでトロペジェンヌ買うと思う。こんな美味しいクリーム、滅多に出会えない。バケツ一杯でも食べれる。ぽってりとふくよかな食感、トロリと口の中で広がる。素朴で華美さは無いけれど、パリのお菓子には無い絶対的な魅力がある。私はこのお菓子が大好きだ。
ブリュッセルからパリまではタリスに乗った。TGVでパリからブリュッセルは3ユーロだったのに、タリスは25ユーロ(パス使用時の予約料金)。一応、何故にこんな価格差?とは聞いたのだけど、結局よく分からず。ホテルで朝ご飯お腹いっぱい食べて、駅のハーゲンダッツで絶品ワッフル食べて、タリスの中で朝ごはんが出た。さすがに頭を抱えるが、完食(美味でした)。この旅、一番朝ごはんを食べた日。 ![]() パリの宿はここ数年、いつも同じ。不便なトコも多いホテルだけど、安いし、なんか好きなのだ。もう4度目になるので、どこにスーパーや郵便局があるか把握しているし、その辺も安心。ホテル近くのメトロの入り口、すぐ目の前が公園でいつもペタンクをするおじさん達で賑わってる。2004年の秋以来なので3年ぶり。ホテル近辺には何故か中国系の洋服問屋が増えていた。 ![]() 部屋から見える夕焼け、綺麗。教会が近くにあるので、鐘の音も聞こえて気持ちが良い。このホテル、宿泊する度に部屋数が増えてる。前回来た時は、コインランドリーは1階にあったのに、今は5階に。8年くらい前に最初に泊まった時は4階までしか部屋が無かったと思うのだけど、今は6階まである。次回が楽しみだ(笑)。 ホテルからメトロ1駅くらい歩くと、マルシェがある。通路2列のマルシェは見ごたえたっぷりで楽しい。ズラリと並ぶパンはいかにも美味しそうだし、フルーツや野菜も綺麗に並んでアートのようで、見てて飽きない。 マルシェの最後まで歩くと、バスティーユ広場。パリでは気づくとメトロの3,4駅くらい平気で歩いてる。歩くのが楽しいのだ。気になるお店があればフラリ、可愛い建物があればフラリ。目的なく歩いたって、一日がすぐに過ぎてしまう。さぁ、ここが旅の最終地。何度も来てる場所だから、ちょっと安心した気持ちで時を過ごす。
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