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リヨン到着日にトライしようと思っていた、中世の村「ペルージュ」へ行く事にする。リヨンから列車で行くのだけど、何しろ本数が少ない。単線だから仕方無いのだけど。素敵な青空でしょー。コレ、降り間違えた駅(笑)。駅員さんに確認したのだけど、超テキトーな為、信用しちゃいけないんだけど、降りちゃったの。次の列車は1時間後って事で、ベンチに座りながら読書。その次の列車は2時間半後だったので、ま、怪我の功名(ちょっと違うか)。
メクシミュー・ペルージュという駅から、徒歩で15分ほどの場所にあるハズの村。駅前の観光案内所で聞くと、地図は無いと言われ「あっちへ行くとある」と方向だけ教えてもらう。大丈夫か、ワタシ。しばらく歩くと馬やら何やら、のどかな光景。「美しい村」の表示があったので、ほっとする。 ジャリ道の坂道を登っていくと、一面石造りの村が現れる。映画のセットみたいー!しかし、列車待ちの時はあんなに良い天気だったのに、いきなり怪しい天気だよ。 全然人に会わないんだけど、大丈夫だろうか(笑)。村自体は小さいので、すぐにグルリと一周できる。ヘンピな場所にあるからこそ、そのまま残ってるんだろうなぁ。 向こうから馬なんかが走ってきてもおかしく無い感じ。 村の中心にある広場にはホテルとレストランがある。非常に高級そうで(私にとっては)、美味しそうだけど、やっぱり無理だわーっと裏側へ歩いて行くと・・・。 レストランの厨房の片隅に何やら美味しそうなものが、置いてあるので歩み寄ってみる。 おぉーーー!ガレット・ペルージェンヌだよ!ここのレストランのデザートで出してるやつを、一切れ1.1ユーロで買えるとな!リヨンのブーランジェでもよく見かけたんだけど、まさかホントにペルージュで食べれるとは。 おぉーーーー!超、美味しそうっ!甘い匂いがする。そして、奥の方にはズラっと焼かれたガレット・ペルージェンヌが置いてある。 「一枚下さーい」 生地はモチっとしてて、お砂糖がジョリっとバターがホンノリ、美味しい。中世の雰囲気の中、素朴なお菓子を歩き食べする。あぁ、幸せーー。 そろそろ帰りろう、と村の端まで行くと別のお店が!そして、別のお店の方が美味しく見えるのは何故だろう(笑)。1ユーロ、さっきのお店よりちょっと安い。ここはレストランとかではなく、普通の家の前でタルト(だけ)を売っている。お店のおばさんも、お母さんが焼いてますって感じで、素敵。 もちろん、食べときますわね。さっきのお店より、生地はずっと薄めで軽い。最初のお店のものの方が好みだけど、食べ比べできて良かった。
by arinko-tour
| 2007-07-06 10:20
| フランス
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